宿泊講座「揖斐川がつなぐ地域と世界」を開催しました!~その1
2013年9月7日、8日に国際理解宿泊講座
「揖斐川がつなぐ地域と世界」を実施しました。
全国各地から14名(途中参加者も含む)の方が参加されました。
揖斐川上流域をまわりながら農山村部の地域づくりや
資源管理の様子などを五感で感じるプログラム
が盛りだくさんの1泊2日の宿泊講座です。
当日は大垣駅に集合。
バスに乗り込み、最初の見学地である横山ダムまで向かいました。
車中では、揖斐川流域について、地域づくり、資源管理など
周りの風景を見ながら泉京・垂井の神田がお話しました。
↑大垣駅から出発。神田がお話をしました。
横山ダムでは、 国土交通省木曽川上流河川事務所
横山ダム管理支所の職員さんにダムの機能や役割について
説明をしていただきました。
徳山ダムと連携して、下流にある地域の洪水を防止する役割のこと
ダムにたまった水を利用して、発電を行っていることなど
現代の水管理を教えていただきながら、ダムの内部を見学しました。
映画のロケで使われたとのことで、とても迫力がありました。
↑横山ダムの全景。霧に包まれ迫力があります。
↑ダムの内部。丁寧に説明をしていただきました。
お昼ご飯は揖斐川町にある「安兵衛」さんの
お弁当をみなさんといただきました。
この地域の食材をふんだんに使ったお弁当。
とってもおいしかったです。
↑おいしいお弁当!ゆっくり食べる時間がなくてゴメンナサイ!
昼食の後は、旧坂内村の諸家集落へ向かいました。
茅葺きの家「竹姿庵」で坂内村元村長の田中さんのお話を聞いたり、
集落や近くにある春日神社を見て回ったりしました。
山間部で間伐などの森林の管理を行うことで、
地滑りなどや下流の洪水を防いだりする役割もあること、
しかし集落の高齢化が進みこのような仕事を担う
人がいなくなってきていることなど、
資源管理の重要性やむずかしさなどをお話していただきました。
またバイオマスなど再生可能エネルギーに
ついても教えていただきました。
春日神社では、近くを流れる水の音のなか
伊勢湾台風で集落の多くが流され死者が
出たことなどを教えていただきました。
↑茅葺きの屋根の竹姿庵で田中さんのお話を聞きました。
↑水路を流れる水を使って小水力発電を行っている様子。後ろにあるのが竹姿庵。
↑歩いていると、音、風、におい、いろいろなものに気づきます。
一日目の締めくくりは宿泊場所である
ふじはし星の家で、振り返りを行いました。
揖斐川町の「みわ屋」さんのいび茶を使った
お菓子をいただきながら、
見てきたこと、感じたこと、疑問に思ったことを
グループごとにまとめました。
「自然や景色が素晴らしかった」
「森林は再生可能エネルギーだということが分かった」
「限界集落と呼ばれるところにも魅力的なことはたくさんある」
「これからのエネルギーをどのように考えていけばいいのか?」
などたくさんの意見が出ました。
話しが尽きることがなく
参加者のみなさんの熱気が伝わってきました。
↑五感で感じたことを話し合いました。
夕食は徳山の名物料理である
「地獄うどん」を出していただきました。
名前はちょっと恐ろしいですが、味は抜群!
ダムの底に沈んでしまった旧徳山村の郷土料理。
雪で囲まれて過ごす冬にぐつぐつと煮込んだうどんで
暖を取りながら過ごしたそうです。
その他にもたくさんの料理が出てきて
それはもう、幸せな時間でした。
↑名物、地獄うどん!サバをたれに混ぜて…うまい!
夕食後は、参加者のみなさんとスタッフで交流会をしました。
くだらない話、楽しい話、まじめな話。
いろんなお話をいろいろな方とできて大変に有意義な時間でした。
ここで一日目は終了です。ブログはまだまだ続きます。
よろしければ2日目のブログもご覧ください。
今回訪れた場所のウェブサイトです!
文章:河合
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