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西濃環境NPOネットワーク研修会で高山・上宝へ行ってきました!~その2

2013年9月21日から23日に、高山市へ研修に行った際の報告のその2です。

今回も、泉京・垂井理事の神田のfacebookの投稿から、
研修について報告をしたいと思います。
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上宝・高山報告の第2弾。

二日目の午後は高山市内に向かった。
最初の目的地は高山近郊の観光施設・飛騨の里の一角に設けられたエコハウス。
地元産の木を使って、二酸化炭素削減など環境への配慮なども競う形で、
コンペが行われ、その結果、建てられたエコハウス。
周辺でいくつかの環境学習の体験などが行われている一角を駆け足で見学。
ペレットストーブの温熱を床下にも回して、緩やかな床暖房に用いることができる構造。
本格的にオープンすると、宿泊もできるようになるという。

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↑エコハウスの外観。イベントも行われていてとってもにぎやかでした。


次の目的地は企業とNPOとの協働で、ショッピングモールの一角に
昨年11月に開設されたまちづくりスポット。
いわゆるまちづくりの情報交流拠点を、行政とNPOとの協働で、
すなわち公設民営で開くものは数多くある。
また、NPO法人 泉京・垂井のように、NPOが自ら開設して自ら運営している、
という民設民営のも一杯ある。
けど、高山のまちづくりスポットは極めて珍しい、斬新なケース。
高山の街並みをイメージした低層階のショッピングモールの中に、
独立した建物としてまちづくりスポットがあり、その周辺もまちの縁側と称して、
ちょっとした広場、イベントスペースが設けられている。
基本的な運営費も人件費を含め企業から出ているが、
地元の認定NPO法人ソムニードとの協働で、
全く独立したNPO法人まちづくりスポットが運営主体となっている。
「民」設「民」営ながら、営利組織が設置し、
営利組織と非営利組織とが協働で運営している。

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↑ショッピングモールの中にある「まちスポ」


買い物ついでにふらっと寄れる場所。
買い物に来れば、関心がなくとも目に触れる場所。
まちづくりとか、NPOとかに関心がない人たちが立ち寄りやすい環境にある。
そこで、まちづくりセンターに類する活動が展開されている。
活動報告を聞いていて、強調もされていたが、まずメディア掲載量の多さ。
ここのスタッフの人たちの努力によるものが大きいが、
ここでのイベントや、ここに集う団体のイベントが、頻繁に新聞などで取り上げられる。

また、企業とNPOなどとの協働事例が具体的に動き出している。
例えば、「スーパー×アレルギーっ子ママサークル」。
ショッピングモールに入っている地元スーパーの駿河屋(モールではエブリ)と
ままみぃというアレルギーっ子ママサークルとの協働で、
店内にままみぃの開発商品だけでなく、
店内に数多くのアレルギー対応の食材や食品が置かれており、
きれいなチラシも入口に備えられている。
おまけに食品のポップがそれぞれに丁寧で、
簡潔にわかりやすい説明が加えられている。
まちづくりスポットの理事も務める駿河屋の社長さんも同席してくださっていたので、
質問すると、少しだけアレルギー対応の商品を置いていた時に比べると、
はるかに商品の回転が良くなったとのこと。
ママサークルの広報力との相乗効果を高く評価されていた。
もっとも、駿河屋自体も数多くのこだわり食材、食品を従来から扱ってられるようで、
社長さんに紹介を受けて、無添加食材、食品の扱い量が最も多いという
別の店舗を翌日訪れてみると、良質の無添加食材、食品の品揃えの素晴らしいこと。
その上に、こちらも丁寧なポップが目についた。

もう一つは、「商店街×商業施設×NPO」。
高山周辺の過疎地の買い物弱者と呼ばれる人たちへの買い物ツアーの開催。
これも企業とNPOとでやるので、行政が行うような公平性を勘案する必要がないので、
特定の商店街や商業施設でゆっくりと買い物を楽しんでもらうことができる。
買い物弱者と呼ばれる人たちへの余暇としての可能性も高い、
という報告が印象的だった。

まちづくりスポットの隅っこにもペレットストーブがある。
一週間前に、業者さんによる説明会が開かれたそう。
ペレットストーブを使うことによる、利用者の経済的意義だけでなく、
多角的な環境や社会への効果を加味して訴えていくような場になるのではと、
次の企業とNPOの協働題材として期待が持てる。

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↑冬にはきっと大活躍のペレットストーブ。


泊りは高山市新宮町のヤスダペンション。
36年前にペンションというものがほとんど知られていなかった頃に始められた、
食にこだわったペンション。
おいしい夕食をいただいた後に、少し36年前に入られてからのご苦労や工夫などをうかがう。

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↑きれいなお花も飾られていて、居心地がとっても良かったヤスダペンション。


そして、翌日の午前中にかけて、ソムニードの竹内ゆみ子さんから、
新宮町のまちづくりについて。
住民が主体となって景観保全に取り組まれ、国道沿いにバラバラに立ち並んでいた看板を
集合看板に集約していった町。
そうして、町内会とは別にまちづくりの会が設立され、建物景観や防災5人組、
私有地を供出し合っての道路拡幅など、次々に実績を積み重ねてこられている町。
以前に、竹内さんに垂井で講演していただき、聞いていた話を、
改めて現地で、さらに深い歴史的な情報も含めて、詳細にうかがった。
目的もなくやおら組織を作るのではなく、目的が明確でそれを実現するために
組織が作られたのが、うまくいっている秘訣の一つ。
垂井町の現実と重ね合わせると、耳の痛い話ながら、
詳しくそのいきさつや現状を胸に刻み込んだ。

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↑美味しいコーヒーを飲みながら、竹内ゆみ子さんから、新宮町のまちづくりのお話を聞きました。


前半の上宝では、改めて社会の永続性、環境の永続性について、
もの凄く厳しく考えさせられた。
後半の高山で見聞きした、前向きな動きと、この厳しさとがどのようにつながっていくのか、
これからも引き続き、注目し、教わっていきたい。
そして、西濃=揖斐川流域で、この3日間の学びの成果を活かしていけるのか。
こちらは、楽しみでもあり、重い課題でもある。

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2日目の研修でお世話になった方々のウェブサイトはこちら!

◆飛騨高山の森エコハウス◆

◆まちづくりスポット◆

◆駿河屋◆

◆NPO法人ソムニード◆

◆ヤスダペンション◆


文章:神田、藤田・河合(前文、写真、写真の説明)

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