熊本市内で現地見学を実施しました!
こんにちは、榎本です。
昨日のWTO/FTA-NGOフォーラムに引き続き、
翌日に訪れた熊本市での様子をお伝えします。
フォーラム参加者のうち、泉京・垂井、AMネット、
いびがわミズみずエコステーションのメンバーにて
地域づくりの様子をうかがいました。
↑熊本県といえば、話題のご当地キャラ“くまモン”です!
まずは、日本で第1号(アジアでも!)のフェアトレードシティに
認定された熊本市の活動について伺いました。
お話をお聞かせくださったのは、フェアトレード・シティ推進委員会の
代表である明石祥子さんです。
明石さんは、ご自身でフェアトレードショップを経営しておられ、
シティ認定までの道のりについて詳しくお話ししてくださいました。
日本の他の市町村でも、フェアトレード商品の販売や普及啓発、
そして地域で採れるものはなるべく地域の物を利用するという
国内版フェアトレードとも言える地産地消の考えを取り入れ、
活動を進めていくことは可能だということが分かりました。
垂井でも、フェアトレードデイ垂井の第2回開催に向けて、
現在着々と事業を進めておりますので、これからの活動の
大きな励みになりました。
↑お店にもお邪魔しました!フェアトレードPR映像作品も見ました!
次は、地元産の食材をふんだんに使った飲食店に向かいます。
地元産の野菜を中心とした優しい食事で、地元産の物以外にも、
体に優しく環境にも優しく育てられた食材を選んで使っておられます。
↑地産地消、環境保全だけでなく、地元の雇用にも繋がります!
次に訪れたのは、熊本市の水道局です。
熊本市は豊富な地下水が湧き出る水のまちとして知られており、
どのように各家庭に水が運ばれているかを学びました。
↑人口73万人のまちに、これだけ豊かな水環境があるんです!
健軍水源地と呼ばれる湧き水は、平成の名水百選にも選ばれており、
圧倒的な湧水量には驚かされるばかりでした。
くまもと「水」検定というご当地検定も実施されており、
全国から受験者が申し込みをされるということでした。
↑健軍5号井からは、1日に1万4千立米の水が湧き出るそうです。
その後、熊本市役所へ訪れ、フェアトレードシティの認定に
至るまでの行政側の取り組みについてのお話を伺ったり、
TPPに対する熊本市やJAの意向についてお聞きしました。
非常に限られた時間の中での現地見学ではありましたが、
地元の皆さんのご厚意やコーディネートのお陰で
充実した1日を過ごすことができました。
皆さん、本当にありがとうございました!!
↑熊本市の花は垂井町と同じ椿でした!(熊本は肥後つばき)
今回現地見学をさせていただいた団体については、
以下のサイトをご覧ください。
◆熊本市役所◆
文章:榎本
« WTO/FTA-NGOフォーラムに参加しました! | トップページ | NPO活動推進自治体フォーラムに参加しました! »
「環境部会」カテゴリの記事
- 第5回フェアトレードデイ垂井を開催しました!(2015.06.25)
- 春の水環境ウォーキング「春のうきうきウォッチングin表佐(おさ)」を開催しました(2015.06.25)
- 揖斐川流域クリーン大作戦(2015.06.25)
- 廃棄物減量に関する町内説明会を開催しました(2015.04.30)
- なごや環境大学(後期)第3回講座を開催しました!(2015.03.12)
この記事へのコメントは終了しました。
« WTO/FTA-NGOフォーラムに参加しました! | トップページ | NPO活動推進自治体フォーラムに参加しました! »
コメント