日本語会話交流会を開催しました!
こんにちは、坪井です。
今回は、日本語会話交流会についてお知らせします。
この交流会は、2010年12月から2月にかけて、
日本語学習支援ボランティア入門研修修了者有志が
中心となって開催したものです。
日本語学習支援ボランティアの研修については、
過去の記事をご覧ください(この記事の最後に記載します)。
教室などのかしこまった形ではなく、ボランティアさんも
日本語学習者の方も気軽に参加できることを目指しています。
◆第1回 2010年12月11日(土) 於:垂井町文化会館
参加者は日本人ボランティア、中国人研修生、ブラジルの方で、
子どもたちも合わせると約30名が来られました。
外国の方が日本で暮らす際に困ったこと、知りたいことを
日本人ボランティアを含めた5、6人のグループ内で
話し合っていきました。
内容は、学校の先生との意思疎通、病院の問診票が難しい、
中国との漢字の違い、京都など日本の観光地来訪などの
意見が出されました。
↑交流会の趣旨説明では、わかりやすい日本語を心がけました!
↑小さい子供もお母さんに連れられての参加です。
◆第2回 2011年1月15日(土) 於:垂井町中央公民館
参加者は日本人ボランティア、ブラジル人の方で、
子どもたちを合わせると約20名でした。
大垣ケーブルテレビから取材いただきました。
最初に折り紙で、お正月の飾りを作りました。
鶴の応用編で、日本人でも難しい!
前回と同様に、5、6人のグループでの話し合いで
交流を図りました。
子供がポルトガル語を忘れてしまう、
買い物で何を選べばいいのか困る、
学校での生活習慣に戸惑う、
保育園や学校で必要な日本語を教えて欲しい
などの意見が出ました。
◆第3回 2011年2月19日(土) 於:垂井町中央公民館
参加者は、日本人ボランティア、ブラジルの方で、
子どもたちを合わせると約20名でした。
第3回は、これまでとが違う方法で進行しました。
まず、なるべく今まで話したことがない人同士が
4人のグループを作って会話を行いました。
その後、
「初めて会った人とでも仲良くなれる日本語会話」
というテーマで、交流を進めました。
留意点は、
「はじめまして、私は○○です。」というように、
名前をはっきりと伝えること。
初めての人とどんな話をするのかについては、
どこから来たか、趣味、天気、家族構成について。
逆に、初対面で話してはいけないこととして、
年齢や結婚の有無などの項目を確認しました。
留意点の説明の後は、自分だけがたくさん話さない、
というルールに基づいてグループで話し合いました。
約20分間話し合うたびにグループの入れ替えを行い、
適宜休憩を挟みながら進行しました。
私が入ったグループでは、自分の名前の由来、
どこに住んでいるか、という話で盛り上がりました。
↑終始にぎやかで笑顔がたくさんの交流会でした♪
3回の日本語会話交流会を実施したことで、
普段何気なく使っている日本語や日本での生活が、
外国の方にはとても難しく、未知のものだということが
実感できました。
外国の文化や風習を知る機会になり、興味深かったです。
本格的な交流会の開始は2011年5月からを予定しています。
今後、NPO法人泉京・垂井が事務局として関わっていきます。
日本語会話交流会は、これから本格的なものにしていきます。
ご期待下さい!
文章:坪井
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