つながることこそ 住民POWER
3月6日に開催した生涯学習モデル事業最終報告会の
様子についてお知らせします。
さまざまなことがありましたが、
ねばりづよく、参加住民によって進めてきた
「地域づくり型生涯学習」モデル事業の最終報告会を
3月6日に文化会館小ホールでおこないました。
当日は、我々泉京・垂井が中心に活動を行った
「垂井のお宝広め隊」、
そして「みんな集まれ垂井っ子(MAT)」が
それぞれ一年間の活動を振り返り、報告を行いました。
↑なんと75名もの方にご参加いただきました!
「地域づくり型生涯学習」モデル事業とは、
地域住民が取り組むべき地域課題を選定し、
課題解決に利用可能な情報や活動主体を結びつけ、
地域課題を解決する計画を立て、
これに従って課題解決を実践していく
先導的なモデルとなる事業です。
垂井町で、このような住民主体の地域づくり活動が、
つぎつぎと展開できたのはなぜでしょう。
また、参加者がつぎつぎと増えていったのはなぜでしょう。
それは、特別なことではなく、
住民のもっている願いと力が出会い、
つながることができたからです。
その結果、それぞれの人たちの願いや力が
相乗効果をひきだし、いくつかの活動成果になりました。
9月には、宮代古道を歩こう、
11月には、外国籍の方たちと一緒に歩き、お茶体験をしよう、
2月には、外国籍の方たちと一緒にお料理パーティと
話し合いをしよう、などの活動が作り出されました。
それぞれのイベント詳細は、以下の記事をご覧ください。
どの活動にも、参加者みんなが必ず、
思っていることを話し合う場を大切にしてきました。
そこで新たな情報や課題を見つけあい、
互いに取り入れたり、
つながったりできたのだと思います。
↑今年度の大きな成果の一つ、お宝マップです!
どんな活動にも参加者がいますが、
その参加者同士がつながることや
次の課題をみつけることはあまりありません。
話し合いを重視する中で、課題解決に向けて、
住民主体の力が発揮されます。
その結果、参加者が次の活動の参画者になり、
企画・運営に関わり、あるときは講師になり、
地域づくり活動を作り出すことができました。
参加された方々がいきいきと
最終報告会で話されているのを聞いて、
とても心をうつものがありました。
↑活動の参画者3名が活動への思いを語りました。
参加者から参画者として主体的に活動された
結果だからです。
全く、面識もなかった人と人が、
垂井のすばらしさやよさを広めたいという
願いをもって出会い、
話し合いを重ねながらつながり、
その人がもっている力を発揮する場を
それぞれがみつけあい、
垂井のお宝を広め隊というチームワークを
つくることができたということが
実際に検証できたモデル事業でした。
このことこそ、地域づくり活動における
一番の宝だといえると思います。
これまでの活動の様子の一端については、
このブログの過去の記事をみてください。
イベント以外にも、何度も何度も打ち合わせを行い、
一年間の活動を実施してきました。
カテゴリ「生涯学習部会」にまとめられています。
また、県のポータルサイトからもご覧になれます。
◆平成21年度「地域づくり型生涯学習」モデル事業ホームページ◆
今後も、垂井のお宝広め隊は、近くで活動していきます。
あなたの興味・関心・力を、活かして参画者になってください。
文章:藤墳、榎本
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